続けるのがいちばん難しい。
でも、続ける人が最後に勝ちます。
大きな改革より、週1の小さな改善。
それだけで、3ヶ月・6ヶ月後の景色が変わります。
本記事は、起業・副業・小さな店舗や教室など、日々の業務と集客を両立したい人に向けた“実行ファースト”の続け方です。
1. まず“目標と計測”を決める
行動の前に、ゴールの形を決めます。
「予約◯件」「問い合わせ◯件」「売上◯円」「リピート率◯%」。
どれか一つで構いません。
次に“測り方”を決めます。
例:予約フォームの完了数、電話タップ数、LINE追加数、来店回数。
週1回、同じ曜日・同じ時間にだけ数字を見る。
それだけで、良くなっているのか、止まっているのかが分かります。
大切なのは“全部を追わない”こと。
まずは一つに絞り、成果が見えてから広げる方が、迷いが減ります。
2. 迷わない仕組み:ミニ習慣とテンプレ
人は迷うと止まります。
だから、先に“決めておく”。
・朝一番の15分は、今日の予約確認と返信だけ。
・週1の60分は、記事の下書きだけ。
・SNSは「店内1枚+作業1枚+笑顔1枚+文字1枚」の4点セットだけ。
文章のテンプレも作っておきましょう。
「誰に」「何ができる」「所要時間」「価格めやす」「次の一歩」。
この順に書けば、毎回ゼロから悩まなくて済みます。
3. 時間の使い方:90分ブロックと“前日5分”
集中は長く続きません。
90分を目安に“一つだけ”片づけるブロックを作り、間に10分の休憩をはさみます。
朝に1ブロック、昼過ぎに1ブロック、夜に1ブロック。
これだけで、1日で3本の芯が通ります。
さらに効くのが“前日5分のメモ”。
明日の最初のブロックでやることを一行で書く。
たったこれだけで、翌朝の迷いが消えます。
4. 発信は最小でOK:週1記事と2本のSNS
続けるコツは、最初から完璧を狙わないこと。
まずは“週1記事+SNS2本”の最小セットでOKです。
記事は、悩みに答えるQ&A形式が早い。
「◯◯ってどれくらい時間がかかるの。」「価格の目安は。」「初めてでも大丈夫。」
この3つに答えるだけで、読み手の不安はかなり減ります。
SNSは、写真3枚+一言+行動ボタン。
難しい説明より、「駅から徒歩◯分」「体験◯円」など、決めやすい材料を先に出しましょう。
5. 数字の見方:お金・動線・レビュー
数字は味方です。
ざっくりでいいので、週1回は3つだけ確認します。
① お金。
売上ではなく、現金の動き(入金・出金)。
先月と今月の差が「なぜか」、一行で書き出します。
② 動線。
予約フォームの完了率、電話やLINEのタップ数。
押してほしいボタンが押されていないなら、位置・文言・色を小さく変えます。
③ レビュー。
良い声は掲示、課題は“次回の一手”に変換。
「待ち時間」「場所が分かりにくい」などは、写真1枚や一文の追加で改善できます。
6. メンタルの整え方:失敗ログとごほうび
続けるには、気持ちのメンテナンスが欠かせません。
おすすめは“失敗ログ”。
うまくいかなかったことを、一行で書き残し、同じ失敗を一回分だけ減らす。
それだけで、1ヶ月後の自分が楽になります。
もう一つは“小さなごほうび”。
週1の改善をやったら、好きなコーヒー、10分の散歩、音楽を一曲。
脳に「続けると気持ちいい」を覚えさせると、行動のハードルが下がります。
まとめ
続けるために、完璧は要りません。
目標と計測を一つ決める。
迷わない仕組みを作る。
90分のブロックと前日5分で進める。
週1記事と2本のSNSで発信する。
数字を3つだけ見る。
失敗ログとごほうびで、気持ちを整える。
どれも、今日からできます。
小さな一歩が、半年後の大きな差になります。
株式会社T&Cは、続けるための仕組みづくりと運用の伴走が得意です。
「まずは何から。」という段階でも大丈夫。
いっしょに、週1の小さな改善から始めましょう。